昔の自分を忘れないようにすること。
こんにちは。たっくんです。
ポジティブな意味で、昔の自分を忘れないようにすることって、大事なことだと思います。(もちろん人にはトラウマのように、思い出したくもないこともあったりしますが。)
人は成長し、変化をする生き物です。その過程で、今までの自分の思考・嗜好も、変化することは当たり前です。
その変化は受け止めたうえで、過去の自分を否定したり、忘れたり、なかったことにするのって、とってももったいないなと思います。
今の自分=自分のすべて?
名前は忘れてしまいましたが、とあるコピーライターの方がこんなことを言っていました。
僕は昔、子どもが嫌いだった。結婚して子どもができると、子どもが大好きになった。
それはとてもいいことだけど、『子どもを嫌いだったころの自分』がなくなっているわけじゃないし、捨てたり、拒否したりするのは違うなと思う。
『子どもが嫌いだったころの自分』、 『子どもが好きだったころの自分』。その両方の気持ちが分かることって、めっちゃ貴重なんじゃないかなあ。
今の自分が、完成ではない。
戒めを込めて・・・ですが、多くの人が今現在の自分で、物事に向き合っているような気がしています。
でも、人はもっと多面的ですし、アップデートされていくものだと思うんです。変化を受け止めたうえで、『今はあんまりこうは思わない』、『昔は好きだったなあ』という気持ちをとっておくこと。
そうすることで、きっと多層的に物事を考え、分析できると思いますし、今ぶつかっている壁も突破できるかもしれません。
僕自身、昔はロハスとか持続可能性、幸せな社会のような概念に惹かれていました。今は、あまり興味を持てなくなりつつありますけど、そのころ夢中になっていた自分は、ずっと大切にしていこうと。
今の興味だってきっと、薄れるかもしれないですし、いまの自分が自分の全てではないなあと。
点と点を繋ぐのはこういうことなのかも・・・ハッとしました。
愛された自分、愛されていなかった自分。仕事ができる自分、仕事ができない自分。僕らはいろんな自分を知ることで、相手や社会を深く理解できるのかもしれません。
みなさんはどう思いますか?