ぽむぽむぽえむ。

こころをかいかする。

詩。『フリージア』

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・・・・・・

 

昔話になってしまうのかな?

白いドレスが大好きな女の子の話をするよ

 

可憐な女の子は救いの笑みを持っていたんだ

体の悪いおばあちゃんも 手負いの戦士も

みんな彼女の笑顔に救われていたんだ

小さな女の子はみんなに懐かれて

幸せに暮らしていたんだ

 

でも僕だけは知っていた

君の笑顔は永遠じゃないってことを

 

こんな気持ちになるなんて思いもしなかった

ほら あそこにも ここにも思い出が残っているんだ

絶対に忘れはしないよ

優しさはここにあるんだよ だからもう平気だよ

君の好きなあの花がずっと見守っているからね

 

風の便りで聞いたんだ

小さな女の子には不思議な力があるんだって

 

王様が君の救いの笑顔を恐れているんだ

街中に轟音が鳴り響いて

強靭な戦士が闊歩する

みんな彼女を探している

小さな男の子は大きな胸を叩いて

泣き叫んだんだ

 

そう僕だけは知っていたんだ

君の笑顔は永遠じゃないってことを

 

こんな気持ちになるなんて思いもしなかった

ほら あそこにも ここにも思い出が残っているんだ

絶対に忘れはしないよ

優しさはここにあるんだよ だからもう平気だよ

君の好きなあの花がずっと見守っているからね

 

縛られたドレスがゆらめいて お別れの時がやってくる

小さな女の子は遠くから そっとこう囁いた

 

こんな気持ちになるなんて思いもしなかった

ほら あそこにも ここにも思い出が残っているんだ

絶対に忘れはしないよ

優しさはここにあるんだよ だからもう平気だよ

君の好きなあの花がずっと見守っているからね

 

・・・・・・

 

ぴょいぴょーい!

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